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埼玉県立和光国際高等学校
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since Dec.13, 2010
1学期始業式講話

校長室より:第1学期始業式講話
    
    
        
    
     
      
平成25年度第1学期
始業式 講話
 
    
平成25年度が始まりました。
大震災直後に入学した諸君が3年生になりました。震災で犠牲になられた方々、被災された方々への思いを忘れず、私たちは、新しい年度を迎えるにあたって襟を正し、精一杯生きて行くことを誓わなければなりません。

今日は、新しい先生方をお迎えし、2学科、50分授業での新しい体制のスタートにあたり、私が君たちの前でいつも繰り返し話してきたことをまとめ、確認してみようと思います。

まず、本校の目指す学校像「国際社会でリーダーとして活躍する国際人の育成」についての確認です。
 
本校は、昭和62年、1987年に開校された、国際高校と名の付く全国初の公立高校です。国際化、情報化に対応した高校という理念は、激動する今日の状況に驚くほど適確に対応しており、今年の入試倍率にも示されるとおり、本校の存在意義はさらに大きく、寄せられる期待も高まる一方です。本校の教育はすべて、この目指す学校像にもとづくものであることを、ここで確認しておきます。

国際社会で活躍する人材とは、知性と教養、豊かな心、強い心身を備えた人、つまり、知徳体のいずれもが、高いレベルでバランスが取れている人であり、国際社会の中で、日本人としての誇りを持って、しなやかに、たくましく活躍する人材の育成が、本校の使命です。

このことを、本校の教育の中でとらえてみましょう。

知徳体のとは、学力です。学力は、知識・技能という基本に加え、思考力・判断力・表現力等の総合的な力、また、学習に取り組む態度という要素もあります。知識、技能だけを学力と考えてはいけません。学力向上の中心は、もちろん授業ですが、その授業は、先生が一方的に説明し、生徒が板書をノートに写すというものではないと話してきました。私は、先生方に「もっと進みたくなる授業」をと訴えていますが、君たちにも同じ事が言えます。もっと進みたくなるためには、予習復習によって基本を理解、把握することはもちろんのこと、積極的な活動、質問、発表等によって、発見や感動のある授業、考え、発表する授業を作っていくという自覚が必要です。
さらに、和国では、授業の中だけにとどまらず、授業ではない学年単位の行事等でも、発表や討論、プレゼンやディベート、論文やレポートなどの総合的な学力向上、言語活動の場面が多くあります。
今年度から改訂された学習指導要領では、「言語活動の重視」と「英語による英語の授業」が大きなポイントとなっていますが、和国では、とっくに当然のこととなっています。君たちが、先進の恵まれた教育環境にいることがわかるでしょう。

次に、知徳体のとは、豊かな心や態度のことです。思いやりの心、倫理観、正義感、感動する心、また、組織の中での責任感や協調性、人間関係を明るくするマナーなど、どんな人とも円滑で友好な関係を築ける人間性の向上が求められています。和国は、こうした力を伸ばす機会にも大変恵まれています。
君たちがとことん燃えるみづのき祭などの学校行事、生徒会や委員会の活動、部活動、国際交流や海外研修、ボランティア活動などなど、数え切れない程の数です。努力、協力、思いやり、勇気など、様々な心の成長のためのすばらしい機会です。

そして、こうした活動の機会は、知徳体の、つまり、心身の鍛錬、健康増進の機会でもあります。
苦しさ、厳しさ、辛さを、一人で、あるいはみんなで乗り越えながら、貴重な達成感、充実感を得ることができるのは、こうした活動の機会が用意されているからです。困難は成長のための栄養であるという観点が重要です。
 
高校生活を、楽しいだけに終わらせてはいけない、といつも話して来ました。


視覚も聴覚も奪われた中で、世界中に勇気と感動を与えたヘレンケラーさんの言葉があります。

We could never learn to be brave and patient, if there were only joy in the world.

基本的な英語ですから、理解してくれたでしょう。仮定法の基本例文になってもいい英語です。

もしこの世に喜びしかなかったら、私たちは、勇気も忍耐も学べないことになる。

今話した知徳体の力を付けるためには、自分を律し、高めようという意志がなければなりません。

高い志で目標を高く掲げ、達成までの努力を惜しまず、ともに高め励ましあう仲間を作る、ということを君たちに常に話してきました。自分の今の状況を客観的に冷静に分析し、自分が理想とする状況との差を把握し、そのために何をどのようにし続ければいいのかを把握するということです。現状を分析・把握せずに目標を持たない生活からは、向上しようというベクトルは生まれず、だらだらと漫然とした日常が過ぎていくだけになります。そして、そうした生活に自分自身が苛立つ悪循環に陥ってしまいます。
このような負の連鎖を生まないために、君たちには、1日1日をリセットされた新しい日として迎え、発見と感動の毎日としてもらいたいと思います。

君たちの日々の前身、成長を期して、今年もこの言葉を贈ります。

 One day, one discovery.