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埼玉県立和光国際高等学校
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since Dec.13, 2010
入学式式辞
校長室より:入学式式辞      
     
     
       
 
     
平成25年度第27回
入学式 式辞
           
      
       
     

  

  

  
    
  
 新たな生命が随所で躍動し、華やかな出発を祝うこの佳き日に、御来賓、保護者の皆様の御臨席を賜り、平成二十五年度第二十七回入学式が盛大に挙行できますことを、ここに、心より感謝申し上げます。
  
 ただ今入学を許可した三百三十一名の新入生の皆さん、入学おめでとう。難関の入試を突破した皆さんの努力に敬意を表し、在校生、教職員一同、皆さんを心から歓迎します。
  
 これまでずっとお子様を暖かく支えて来られた保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりのお祝いを申し上げます。
 
 本校は、昭和六十二年に開校された全国初の公立の国際高校です。「国際社会でリーダーとして活躍する国際人の育成」という明確な目標を持ち、生徒も教職員も、学校全体が一丸となって、その目標実現に向けて努力しています。
  
 皆、この学校を愛し、誇りを持ち、生き生きと楽しく多種多彩な活動に取り組んでいるすばらしい学校です。皆さんの前には、光り輝く高校生活が待っています。緑豊かな環境、整った施設設備、充実した授業、特色ある様々な行事や部活動など、最も多感でしなやかな感性の時代に、本校で思う存分、自分を伸ばすことのできる皆さんは、大変幸せだと思います。皆さんが、和光国際高校、略して和国の新たな一員として和国民となり、和国の文化、私が「和の国文化」と名付けた本校の文化の新たな発信者となる姿を大いに楽しみにしています。
  
 夢と希望に胸をふくらませ、清新な気持ちに満ちている皆さんに、今ここで、三つの基本の言葉を改めて確認したいと思います。
 
 第一は「努力」です。あらゆる場面でいつでも登場するこの言葉は、やはり高校生活においても最も忘れてはならない言葉です。自分の現在の状況と理想とする状況との差を認識し、その差を縮めて自分の理想に近づくための過程が努力です。努力しようとする意欲は、客観的な現状認識と明確な目標設定があってはじめて沸き起こるものです。漫然と過ぎて行く日常には、努力するエネルギーは生まれません。社会の一員となる責任感と自覚によって、自分に高い目標を掲げ、そこに到達するためには何をすべきか、どんな手続きを踏んで行けばよいのかをしっかりと把握し認識することが重要です。
 一生懸命がんばること、全力を尽くす姿を見せることが、高く評価されないかのような風潮の中で、皆さんには、人間としてごく当然であるはずの「努力する」という姿勢を、本校で貫いてほしいと思います。学習、行事、部活動、進路目標、どんなことであれ、目標に向かって全力で努力する誠実な姿は、自分自身を高めるだけでなく、共に励まし高め合う仲間、一生の友を作ることにも繋がります。
 ips細胞の研究開発でノーベル賞を受賞した山中伸哉教授が、アメリカ留学時代に恩師から教わった言葉があります。
VW : Vision , Work Hard
「展望と努力」、あの偉業を成し遂げた山中教授の努力の原動力となっている言葉です。
  
 第二は「挑戦」です。高校の三年間は、中学校の三年間とは比べものにならないくらい、様々な挑戦への可能性が広がります。特に、本校は、学習活動は言うに及ばず、学校行事、部活動、生徒会活動、国際交流、海外研修、ボランティア活動など、他の高校とは一線を画す様々な特色ある教育を展開しています。皆さんには、この比類ない恵まれた環境を存分に活かし、あらゆる機会を自分の挑戦の場として、高い目標の実現に向かって全力で取り組んでほしいと思います。
 新たなものへの挑戦とは、これまでに何となく自分が創っていた限界線、頑張るとはこのくらいだろう、楽しさ、辛さとはこんなものだろうという枠を取り払い、今までの自分から脱却、飛躍して、新たな自分を知る、自分の可能性への挑戦に他なりません。中学校までの自分が驚いてしまうほどの新たな挑戦ができるのが高校生活です。
Disneyland will never be completed.
「ディズニーランドは永遠に完成しない。」
このウオルトディズニー氏の言葉をかみしめましょう。
  
 最後の言葉は「感謝」です。一人だけで生きて行ける人間はいません。誰かに何かをいただいたり、助けられたりした時、私たちは、感謝の気持ちを表しますが、自分が置かれている状況そのものへの感謝の気持ちも忘れてはならないことです。自分を生み育ててくれた親、支えてくれる家族、指導いただいた先生方、共に過ごした仲間、あるいは、平和に暮らせる日々、好きな食べ物や音楽のある生活、さらには、先ほど話した努力や挑戦を陰で支えてくれる人々や物事すべてに対し、素直に謙虚に感謝の気持ちを持つことが大切です。本校の誇るべき文化であるボランティア活動も、こうした感謝の心が輪になってお互いに結びついたものと考えられます。
 皆さんが、今話した三つの言葉を心の中の軸として充実した和国生活を送り、国際社会で活躍する人材となる基礎を築いてくれるものと期待しています。知・徳・体のそれぞれが、高い次元においてバランスの取れた人材、すなわち、正解のない問題に敢然と立ち向かい解決しようとする学力、異なる環境の人々とも友好関係を築く豊かな心とマナー、あらゆる困難を乗り越える体力や精神力、これらを備えた人材へと成長するということです。
  
 私は、これからの皆さんの本校での活躍ぶりに対し、手作りの「校長からのメッセージ」を贈ろうと思っています。
  
 高校時代という貴重この上ない人世のステージを、楽しいの一言だけで終わらせてはなりません。

We could never learn to be brave and patient,if there were only joy in the world.
 「もしこの世界に喜びしかなかったら、我々は、決して勇気も忍耐も学べないことになる。」
視覚、聴覚を失いながらも、世界中に愛と感動を与えたヘレンケラーさんの言葉です。
 
  皆さんが、一日一日を新たな良さの発見、新たな自分の発見の日々とし、前進し、成長していくことを心から期待して、私から皆さんに贈ります。
 
One day、 one discovery

 保護者の皆様、高校生活は、お子様が責任ある大人として、自立していく重要な過程のまっただ中にあり、心身ともに様々なことに遭遇する時期です。常に温かく、時に厳しく見守っていただきますようお願いいたします。本校職員も、お子様の成長と自立に向け、全力を尽くす所存です。
 
 未来を担う人材の育成という崇高な使命を自覚し、入学生の皆さんの限りない可能性を祝し、式辞といたします。
                            平成二十五年四月八日
                 
 埼玉県立和光国際高等学校長 亀卦川 誠也