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埼玉県立和光国際高等学校
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3学期始業式講話
校長室より:3学期始業式講話                                                                                            
 
 
 

3学期始業式講話
  

あけましておめでとう。
平成25年、2013年が始まりました。まず、一人一人が、この冬休みを有意義に過ごせたか振り返ってみましょう。もちろん、有意義の意味は、それぞれ違って当然です。年末年始もなく勉強に取り組み、自分の集中力に驚きながらも充実感に満たされている人もいるだろうし、普段あまり話せなかった家族と時間を共有し、とことん楽しい会話ができた人もいるだろうと思います。久しぶりの遠い親戚との再会に心なごんだ人もいるでしょう。いずれにしても、2学期終業式で、私が話したように、新しい年を迎えるにあたって、自分を見つめ直し、自分の課題を認識し、希望と夢の実現のために、目標を確認することが大切であり、君たちがそうしてくれたことと期待しています。
 
終業式で話題にした山中教授のips細胞について、今年になって新たな報道がありました。東京大学の中内教授らのグループによる医療分野での応用の可能性です。ガン細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃する働きを持つT細胞は、段々疲弊して免疫力が弱まるのだそうですが、これを、一度ips細胞にしてから、元気なT細胞に再生すことに成功したのだそうです。将来、この細胞を患者の体に戻せるようになれば、ガンなどの新しい治療法につながる可能性があります。
また、昨日の夕刊には、網膜色素変性症という目の難病に投与されているビタミン剤が、逆に症状を悪化させる場合があることを、理化学研究所のグループが、ips細胞を使って確認という報道もありました。ips細胞を、再生医療や薬剤の開発だけでなく、患者の診断や検査にも生かしていく道筋を付けるものです。こうして、一つの研究が、次々と新しい世界を広げる無限の可能性を持ことを、このことは示しています。
 
今、日本は、様々な状況において閉塞感を持ち、減少、削減、低下、悪化、等のマイナスイメージが覆っているかのような感があります。しかし、私たちは、東日本大震災で受けた大きな傷を背負いながらも、国際社会の中で、前へ前へ、上へ上へと進んでいかなければなりません。その推進力、原動力となるのが、君たち若い世代です。この当たり前すぎる事実が、もっと国中で認識されるべきであり、同時に、若い世代の人々の自覚もまた、もっともっと高まっていくべきだと感じずにはいられません。
 
その意味で、本校の目指す学校像、「国際社会でリーダーとして活躍する国際人の育成」は、さらに輝きと勢いを増していかなければなりません。私は、君たちにいつも、自分の希望の実現に向けて、自分をごまかさずに正面から本気を出すように話してきましたが、学校も同です。本校は、この目指す学校像の実現に向け、学校全体が真正面から、様々な取組を、真摯に実行していかなければなりません。
山中教授を励ましたことば VW:Vision & Work Hard は、生徒一人一人、教師一人一人、そして学校全体が、常に心掛けなければならないことです。
  
この後、校歌を歌いますが、本校の校歌は、モットーであるRead,See & Thinkを主題として、1番の歌詞では、ことばの持つ力を、2番の歌詞では、複雑な国際社会の中の希望としてのこどもの存在を歌っています。
作詞は、有名な谷川俊太郎氏、作曲は、息子さんの谷川賢作氏によるものです。意味深い歌詞といい、現代的で軽やかなリズムとメロディーといい、実に国際高校にふさわしい校歌であり、全国的にも出色の校歌だと思います。このすばらしい校歌という財産を、私たちは、もっともっと大切にしていかなければなりません。
  
昨年、ある高校の創立30周年記念式典に参加した時、会場が割れんばかりに響く校歌の歌声に感動しました。本校でも、心から校歌を大切にし、国際高校生としての自覚の高まりに比例して、力強く歌い上げる文化を推進していくことが重要です。式での校歌斉唱だけでなく、様々な行事等においても、声高らかに本校の校歌を歌い、和国民としての連帯を深める機会が増えていけば、実にすばらしいことだと思います。
 
これから、3年生は、センターに続く入試本番、1・2年生は、学年最後の学期の充実に、そして進路実現に向けて、真剣な姿勢を示す時です。何度でも繰り返すことば、「楽しいだけに終わらない高校生活。」「高い志、達成までの努力、共に励む仲間」、このキーワードを常に心の中に持ち、密度の濃い高校生活を送ってもらいたいと思います。
 
最後に、アメリカ合衆国第32代大統領夫人であり、政治や人権の分野などで幅広い活動をされたエレノア・ルーズベルトEleanor Roosevelt さんのことばを紹介します。
 With the new day comes new strength and new thoughts.
毎日を新たな1日とし、新たな発見、感動、驚きと出会う生活、
 One day one discovery.
と共通するものだと思います。
 
平成24年度、そして繋がる25年度を、有意義で高密度な年となるよう、みんなで全力を尽くしましょう。
 
  ○本校の校歌のページは こちら
  ○谷川俊太郎氏から寄せられた文章はこちら