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埼玉県立和光国際高等学校
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全校集会(7月)講話
全校集会(7月)講話
 
  
  
 全校集会(7月)講話
 
  悲惨な大災害の直後に始まった平成23年度ですが、無事に夏季休業を迎えることになりました。毎回話しているとおり、私たちがこうして現在の生活を送るのと同時に、多くの方々が苦しみと悲しみの生活を強いられていることを忘れてはなりません。このたびの震災で亡くなられた方は、今15,000名を越え、いまだ行方不明の方も5,000名を越えています。原発事故の収束も大きな課題であり、多方面に重大な影響を及ぼしています。埼玉県内の公立高校では、83校が、175名の被災された生徒の皆さんを受け入れていることを知っていてほしいと思います。
 こうした状況の中で、我が国に対して、世界からのますます温かい支援が向けられており、我が国が、世界と協調する中で成り立っていることを改めて知らされる毎日です。本校は、国際社会で活躍する人材を育成することを使命とする国際高校です。しなやかな感性を持ち、無限の可能性を持つ皆さんには、この状況をしっかりと把握し、今年、平成23年、2011年という年を心に刻みつけ、国際社会への貢献という高い自覚と将来への大きく明確な目標につなげてもらいたいと心から願っています。

 新学期早々の始業式、入学式で話したように、高校生活は、ただ楽しく漫然と過ぎて行くだけでは発展がありません。皆さん一人一人が明確な目標を持ち、努力し、仲間を作っていくことが大切です。仲間とともにがんばる姿、一生懸命姿勢は、一時、高い評価を受けないかのような残念な風潮が見られたようにも思いますが、様々な価値観の見直しや変化が起きた今、人間としての当然の在り方として、いろいろな形で私たちの周りで見ることができるのがとても喜ばしことです。努力は、楽しいだけではありませんが、この上ない充実感、達成感をもたらし、周囲にも爽やかな感動を与えてくれます。

 なでしこジャパンの偉大な勝利は、一人一人が世界一という明確な目標を持ち、困難な状況で必死に努力し、仲間とのチームワークを信じて、決してあきらめない粘り強さを発揮した集大成です。さらには、震災で被災された方々に希望をもたらすという使命感、応援してくれている人々への感謝の気持ちと連帯感も大きな奇跡を起こした力なのだと思います。

 被災された方々が、「この勝利で生きる勇気をもらった」と言う言葉には、心からの言葉の重みがあります。アメリカのCarli Lloyd 選手も次のように語ってくれました

 “If any other country was to win this, then I’m really happy and proud for Japan,” “Deep down inside I really thought it was our destiny to win it. But maybe it was Japan’s.”

 「もし他の国が優勝するのだとしたら、日本が勝つのがうれしい。心底、優勝 するのは私たちの定めだと思っていたけど、 日本だったのかもしれない。」という意味です。

  何かを成し遂げた人、成功した人の100%が言う言葉があります。
 「夢をあきらめない。叶うまであきらめなければよい。」という言葉です。明確な夢、目標を持ち、それを内に秘めずに周囲の人々に公言し、その目標を達成するまであきらめないということです。皆さんも、ひとりひとりが目標を持ち、努力を続けたこの3か月半であったと思います。毎日新しい自分を発見しOne day one discovery を実践してきたことと信じています。

 先ほど、輝かしい成果を出してくれた生徒諸君に表彰を行いましたが、私は、校長として、その他でも努力してくれた生徒諸君、ボランティア精神でみんなのために働いてくれた生徒諸君に「校長からのメッセージ」を送ることにしました。学校行事やイベント活躍した人、ボランティアとして様々な貢献をした人、勉強と部活動を両立させ今は進路実現に向かってがんばっている人、国際交流に意欲的に取り組んでいる人など、今日これから送る予定の人を含め、のべ556名の生徒諸君にメッセージを送ることができました。

 夏季休業は、将来に向けての展望を持ち、高校生活における自分の生き方を考えて、自分でデザインする大変貴重な時間です。この夏、皆さんの勉強をサポートする数多くの課外補講が開かれます。多くの部活動が合宿を実施し、心身の鍛練に励みます。83名の3年生が、勉強合宿に参加して、仲間となって勉強に集中します。先ほど挨拶のあった生徒の皆さん、オーストラリアのヤプーン高校、ペンリス高校、カナダのトロント大学、中国・長春の日章学園高校で勉強し現地の方々と交流して来る生徒の数は、72名にもなります。「若者の内向き志向」という風潮が言われ、外に関心を示さない日本の若い世代への心配が話題になっていますが、和光国際高校には無縁の言葉です。ここにいる皆さんそれぞれが充実の夏を送ることと信じています。
 ただし、勉強を忘れてはなりません。先ほど話した夏休みの生活のデザインの中には、学習が必ず取り込まれていなければなりません。1学期の成績が出ないことをこれ幸いと、自己分析を怠り、自分を見つめることをせずにごまかす日々にならないように自分に厳しい姿勢が必要です。弱点の克服、新たな興味、関心の発掘など、普段できない大きな学習ができる絶好の機会です。明確な目標、明確な達成計画、努力、仲間、この4つのキーワードを再確認しておきます。

 8月25日には、元気で充実の笑顔の君たちを待っています。大変残念ながら、私は、その日は出張ですが、君たちの元気な報告を後日聞きたいと思っています。
 それでは、体調管理を万全にして、充実した夏を過ごしてください。
   Have a nice summer vacation!